麻由来の有効成分の一種
世界各国のセレブ達をはじめ、多くの人たちから関心を集めているCBDとは、
Cannabidiol(カンナビジオール)
の略称で、以下の特徴があります。
★精神へ与える作用、中毒性がない
★医療や健康・美容業界から注目を集めている
そももCBDとは麻(ヘンプ)から取れる成分の1つにすぎないのですが、麻の有効成分でも精神へ与える作用がなく、私たちに良い効果をもたらすと言われている成分なのです。
ECS(エンド・カンナビノイド・システム) とは
私たちの体内には本来備わっている身体調節機能があり、これを ECS(エンド・カンナビノイド・システム)と言います。
ECS は食欲・睡眠・感情・動作・認知・免疫などといった、人間の基本的な生態系機能のバランスを正常に保つ重要な役割を担い、 細胞同士のコミュニケーション活動を支えています。
また、ECS は外部からの強いストレスを受けたり、加齢で体が老化することによって働きが弱まり、その結果として「カンナビノイド欠乏症」になると、様々な疾患にかかることが明らかになっています。
CBD はこの重要な ECS を活性化するために、脳をはじめとする臓器や骨の中にある受容体に直接作用していきます。CBD はコロナ渦の中、ストレスを抱えやすい我々の身体の不調を整え、本来の自分へと導く、天然由来の万能サプリメントなんです。
ECSは、1990年代に発見された“アナンダミド”と“2-AG”と呼ばれる体内カンナビノイドとそれらと結合する神経細胞上に多いカンナビノイド受容体“CB1”、免疫細胞上に多いカンナビノイド受容体“CB2”などで構成され、全身に分布しています。
これらの作用を利用したカンナビノイド医薬品(イギリスGW製薬のサティベックス)が2005年にカナダで多発性硬化症の痛み改善薬として承認され、てんかん、ガン疼痛、神経膠腫、2型糖尿病、潰瘍性大腸炎、統合失調症などの疾患の臨床試験が進んでいます。
聞けば聞くほど、CBDってすごいんですね!!
カンナビノイドの分類
カンナビノイドは以下の大きく3つに分類されます。
なんと、体内でも生成されていることに驚きます!!
CBDは合法なの?
この合法という言葉は非常に重要です。
そもそも、日本では大麻は、麻薬の一種として法律で禁止されています。
大麻取締法第一条では
●大麻とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品を指す
●ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く)、並びに大麻草の種子及びその製品を除く
と記述があることを知っている人はほとんどいません。
要は、簡単に言うと
★ 大麻草の茎と種子はOK、
★ それ以外の部分は加工品も含めて全面的にNG
ということです。
大麻由来の物でも合法的に販売されている物は意外と多いです。
なんと、七味唐辛子の原材料の麻の実は大麻の種を使用しているようです。
「え?、大麻?」と聞くと、すぐに違法薬物とリンクさせてしまいがちですが、違法薬物の「マリファナ」となる「大麻」は、
●葉、花冠(かかん)等を精製して麻薬成分を圧縮させて作られたもの
を指します。
大麻由来でも、日本で販売されているCBDは、厚生労働省・検疫所に成分分析表・製造工程表などを提出し、成熟した茎や種子を原料としていることを証明されているため合法で販売可能です。
もちろん、使用することもできます。
CBDとTHCの違い
では、一体、麻由来の何がダメなのでしょうか?
それは、 THC(テトラヒドロカンナビノール) という成分です。そのTHCは麻薬に指定されている禁止成分なのです。
麻には、なんと104種類のカンナビノイド( 麻の有効成分を総称名 )が含有されており、主要なカンナビノイドは
●CBD(カンナビジオール)
●THC(テトラヒドロカンナビノール)
の2つです。
CBDは合法で、THCは違法です。
CBD(カンナビジオール)
麻からとれるカンナビノイドという成分の一つで、麻(大麻草)の茎や種子から抽出される成分
THC(テトラヒドロカンナビノール)
麻からとれるカンナビノイドという成分の一つで 、 麻(大麻草) の花、穂、葉、根から抽出される成分
CBD製法
CBDには、その製造方法が
1.フルスペクトラム
2.ブロードスペクトラム
3.アイソレート
の3種類があります。
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フルスペクトラム
もっとも自然に近い成分ですがTHCを微量含んでいる可能性があり、日本では規制されています。
ブロードスペクトラム
THC以外のカンナビノイドが複合的に含まれているので、より薬効範囲が広いと言われています。主にオイル状で、少し独特な苦味があります。
アイソレート(粉体)
禁止成分のTHC(テトラヒドロカンナビノール)を全く含まないため、日本ではこちらが主に輸入されています。
アイソレートは、CBD以外の成分は何も含まれていないので、麻由来の成分を使うことに少し抵抗がある、もしくはCBDを初心者の方にオススメです。
さらに、
●薬物検査のあるアスリートの方
●CBDだけを明確な摂取量で摂取したい方
には、他のカンナビノイドが含まれないアイソレートがおススメ!!
アイソレートはパウダー状(粉体)で添加もしやすく、無味無臭という特徴があります。
「まずは、CBDクリスタル(結晶)単体ではなく、植物全体を抽出したものを選ぶことです。微量でも植物に含まれる他の成分が、CBDと相乗効果を発揮するのです。次に抽出法。CO2抽出法が最もクリーンな抽出法です。ブタンガスやプロパンを溶媒として用いてもほぼ同様の抽出効果が得られますが、有害な化学物質が残留する可能性があります。必ず製造者に確認してください。
CBDって身体にいいの?
CBDというものがどういうものか少しは理解して頂けましたか?
では、なぜここまでCBDが注目されるのか、みなさんご存じですか?それは、健康や美容にプラスな面があると言われているからです。
日本でも、CBDの使用が徐々に広がってきており、なんとなく身体に良さそうというイメージが定着しつつあります。
しかし、CBDの使用については
●なんか怪しい
●なんか怖い
●ほんとに安心安全なの?
という、”漠然とした”不安がよぎりますね。
これは、仕方がないことです。
ここで、改めてCBDの効果をおさらいすると
・ 睡眠や不安、ストレスなどによる不調の緩和
・ アンチエイジングや肌の若返りの促進
・ 肌トラブル、炎症を軽減
などがあるといわれております。
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